しんどい！！！！！
常に脳内に天使と悪魔がいるイメージ。
「行ける」って意見と「行っちゃだめ」っていう意見がせめぎあってる。疲れた。
ここまで考えられるようになったのは3月の遠征のお陰だと思います。
３月に入ったときの状況って日本でも感染がじわじわと拡大してきてるから移動を自発的に自粛する人が少しずつ増えてきた頃だと思います。
そんな中でチケットが取れてた２つの舞台を見に行くことを諦めきれず、新型コロナウイルスの怖さがまだ自分には浸透してなかったのでそれぞれ日帰りで東京まで観に行きました。
結果として感劇中は勿論舞台に集中して楽しめるんだけど、それ以外の時間がしんどかった。
自分が感染するかもしれない、感染しないために手洗いや消毒や不用意に色々と触らないなど気を使うことが多い。
見終わって帰ってからも、もしもこれで自分が感染してしまってたらどうしようとか誰かに移してしまったらとかグルグルとずっと考えてて。観劇後の２週間は不安と罪悪感がずっとありました。
時間が経って今は3月よりもコロナについて分かってきたことも増えてきて新しい生活様式として「withコロナ」と言われてる中で自分なりに沢山考えました。
・観に行ける側の自分の意見
色々と規制が緩和されてGo To キャンペーンで東京まで含まれることになったのに行かないの？
チケットが取れてるのに？返金もないから席もお金も無駄にするの？
遠征をしている人は増えてきているのに？
１人で行くし外食とか街を不必要に歩き回ったりしないから濃厚接触者の「必要な感染予防策をせずに手で触れること、または対面で互いに手を伸ばしたら届く距離（１ｍ程度以内）で15分以上接触があった場合」の定義に当てはまるようなことは遠征中はないんじゃない？
今回しか見られない作品を観ないの？
これらを見ずに今後の人生を過ごさなくてはいけない。
観られなかったということを思い返す度に絶対に寂しくて悲しくなる。
・観に行けない側の意見
感染リスクは０じゃない。
空港まで、空港、機内、空港、空港から劇場までの往復。
マスク着用拒否から発展して降機になった人のニュース
→機内で暴れなかったら降機になってなかった。飛行機の便数が減ってる分機内の人数も多いって聞く。電車や街中でもマスクを着けない(着けられない)人はいるし長崎よりも人の数は多い。
ワクチンはまだない。
もしも自分から周りにうつしたらどうするの？そうなったら回りの人の我慢まで無駄にしてしまう。
例えば極端だけど、観劇後に自分の親族に何かがあって病院に行かなきゃってなったら自分は行けるのか？
知らない人に感染させたとしたらその先は？病院に辿り着いて院内感染を引き起こす要因になったら？
自分の今後の人生を守っても周りの誰かを悲しませるかもしれない。
答えは決まりつつあるけれど腹を括れない状況がチケットが取れてから今までずーっと続いています。
自分の中で何回も意見が往復する。
会社の同僚が何の用もないのに東京の実家に帰って居酒屋に友達と行ってたり、東京に遠征してきた報告をされたりして心も折れかけてる。(これはただの愚痴)
今は経済の問題もあるし規制とか法でルールを決めるってこともできないから個人の裁量で決めなきゃで。そうなったらやっぱり利がない選択ってしたくないし欲に従いたくなる。
だけど「みんなも行ってるし」とか「経済を支えるため」っていうのを免罪符にはしたくない。
私は今のところ「観劇後の罪悪感」を抱えることになる遠征を自分が本当に望んでるのかっていう点を一番考えています。(じゃあ罪悪感を抱えないためには？っていうこととかも考える。)
そして出演者側の方々からの言葉に後押ししてもらいつつある。
光一くんの「お客様の努力も必要。何かあったらこの舞台だけじゃなく演劇界やライブにも影響が出る」という旨の言葉。
玉置さんの「ご自身の揺るぎない判断を信じてください」という言葉など。
でもこの私の意見も今のところのものでしかなくて、急に変わりそうな予感もしてる。
常に状況が変わる中で何が正しいのか分からずに辛くなることも多いですが今後も勢いだけで行動に移さずに、「その先」まで考えてから判断しようと思います。
(遠征してきた人や遠征を諦めた人、しようか悩んでる人の意見を聞きたいので誰かコメントとかTwitterで教えてくれないかなー)
