違った角度のEndless SHOCK

※ネタバレあるよ!

 

Endless SHOCK観てきました!

久しぶりの本編!GACHIぶりの博多座

 

色々な要因が重なって、これまでとは全く違う感覚で観劇してた。

 

 

まずは台風。忌まわしき台風11号

数日前から丁度観に行く日に台風直撃しそうみたいな感じでヒヤヒヤしてて、

夜中に直撃くらいだったからなんとか避けられたんだけど、予約してた博多までの特急が運休に。

一本後でも開演には間に合う時間だったから粘って駅で待機。運行が決まって喜んだ直後に安全点検で遅延が決定。結局50分くらい遅延しての出発だったのでこの時点で開演に間に合わないことが確定。前日に前乗りしとくべきだったーと悔やむ。泣きそうだった。本当に。

 

だけど最終的には開演後15 分くらいで博多座に到着!からの博多座スタッフさんの見事な連携で本当に足をほぼほぼ止めずにすぐに着席。大感謝。プロ!尊敬!

大好きなYes My Dreamが終わるくらいで着席できた。

 

 

今回は3階のサイドの席だったんだけど、ネットの情報通りステージの半分が見えず。初見の人は絶対に座っちゃいけない席だった。脳内補完しまくり。ステージのセンターでも見切れる(見えたり見えなかったり)くらいに見えなかった。

この席からは私的にはめちゃめちゃ俯瞰で観てました。没入せず(できず?)。

 

ライバルがリカにナイフを渡して、リカが受け取ったナイフでコウイチを刺すところ。観るの毎回楽しみなんだけど、ライバルがリカにナイフを渡してるの見えないから急にリカがコウイチに抱きついてるようにしか見えなくて。なのに周りは危機感持ったざわざわした感じで。謎にコウイチが苦しんでてしばらくしてナイフが見えてって感じだったので、もし初見の人がいたらどう観てたんだろうって考えてた。展開を知ってるからの違和感だったのかな?

あとコウイチが帰ってきて遺影かよのくだりが見えなかったの悔しい。あのおふざけ大好きなので。あそこのハラとコシオカの切り返しのテンポが好きでした。

 

 

ステージ全体は見えないけれど、3階だったからステージの奥行きは見えるし天井の機構は見えるし客席も見えるしで、いつもと全く違う角度から観ることができました。あと袖に捌けていく姿もいつもより見えた。歩いて捌けた後に小走りになったりジャケット脱いでたり。

なんかジャニオタ向けの席だったなって感じた。フライング用の機構をまじまじと見れて嬉しかった。「あの後そこから捌けるのかー」とか。オケピも見えたから音楽とステージの一体感をいつもより感じることができたし。立ち位置少しでもずれたら本当に危ないんだなってところも見えたし。尊敬の念が強くなる視界だった。

 

 

途中から観たからなのか、ステージ全体が見えないからなのか、キャストに新しい方が多いからなのか。私にしては珍しく登場人物に感情移入せずに観てた。何なら「え?何で?」ってなってた笑

 

 

キャストの名前が役名なのって良くも悪くも役に先入観を持ってしまうんだけど、今回はヒロミツを掴むのが難しかった!

ヒロミツ本当にそこにしがみつきたい?みたいな。外の世界はダメなの?みたいな。コウイチを越えることに固執するかな?って感じた。他の目標とかやり方を見つけてるんじゃないの?っていう。私のみっくんに対する印象が一つの方法に固執するタイプに見えないからなのかなーと。そつなくこなしそうなライバルNo.1に見えたけれどそうでもないのかなー?と。みっくんが身に付けたスキルはある程度完成した状態でファンに見せてくれるからなのかな?

って書きながら、そう感じたのは最初の方のリカに指輪を渡すシーンとかが見えなかったからリカへの恋愛感情をあんまり私が感じ取れなかったからなのかな?って考えてる。ライバルってリカがいるからコウイチに固執するのかなって。

 

 

今回はカンパニーの家族感があんまり自分的には感じ取れなかったから印象が違うのかなっていうのも観ながら考えてた。「カンパニー」ではあるんだけれど「小さい頃から一緒の家族」みたいな感じがしなくて。でもハラが異常に家族だった。素晴らしく家族だった。大家族の一員だった。

あとコウイチからはいつもよりもカンパニーに対しての母性(父性?)本能的なのを感じた。それにしても光一くんのフライングはどの角度から見ても完璧に綺麗!指先まで、身体中の角度とかしなやかさとかが感動でした。

 

 

そういえばSHOCKカンパニーって笑わない特殊耐性持ってます?マツザキがとんでもなくふざけた後にコシオカがキッパリと真面目な台詞を続けてて、他のメンバーも笑ってなくて!特殊訓練受けました?笑

 

あと最初の方のヒロミツのローラースケートがシュールで大好きでした。からのオーナーが真面目に戻すのでやっぱり特殊訓練受けてますね?

 

 

二幕の殺陣を3階席から見下ろすのは大富豪がやってるヤバいゲームみたいな感覚だった。イカゲームの大富豪たちみたいな。

あとやっぱりこっしーの殺陣が好きだしザキさんがゴリゴリに踊るのを観るのが好きです。

 

リツキとハヤトはステージ以外のシーンでは年下組として初々しいのに一幕ラストの階段のシーンの役者としての頼もしさが凄いなって思った。

ショウの心の内が知りたい。「このシーンは何をどう考えてたんだろう?」って考えたくなる。

コシオカとマツザキへの信頼!長年この作品に出続けてないと本当に出せない信頼感!周りからも頼られる姿もコウイチを頼る姿も本物だから強い。何よりこの二人の間での信頼が強いからカンパニーが散らばらないでまとまるんだと思う。そしてこっしーはまたさらにダンスがキレっキレになったよね?

 

あと原ちゃんに関しては敢えて役じゃなくて原ちゃんとしての感想なんだけどさ、本当に凄いよね。沢山の作品で舞台に立ってきた実力と、宇宙Sixとしてのプライドを今でも持ってるんじゃないか?っていうダンスのかっこよさと。ソリタリとかHigherとかヤバかった。本当に尊敬する。

 

そしてチームUSAが帰ってきてくれて、またパフォーマンスを観ることができて嬉しかった!

 

 

このキャストでEternalをやったらもっと解像度が上がるんだろうなって考えてた。本編を正面から観るよりもEternalを観ることで分かることが出てきそう。

 

 

色々と書きすぎて自分でも分かんなくなってきたので、この辺で終わらせたいと思います。観劇後の今、初めての感覚が収まらなくてふわふわしてます。いろんな角度を見せてくれるEndless SHOCK愛してます。