マッチングしてみた

去年の終わり頃にマッチングアプリに登録してみました。

 

会社の同性の同期の子から一緒に登録しないかと誘われたのがきっかけ。

その子は単純に彼氏が欲しいから登録をしたかったみたいだけど、一人だと心細いということと誰かを招待するとカードが貰えるからと言う理由で私も誘われた。(カードの枚数分だけ男性を"スワイプ"できる)

 

 

目標は彼氏を作ると言うよりも、異性と会話をすることに対するハードルを下げること。

 

三姉妹の末っ子で育って近所の幼馴染みも女の子ばかり。通っていた大学もバイトしてたお店も今の職場もどちらかというと女性が多い。

 

小さな頃から女性が多い環境で育ってきたので異性と話すときは未だに壁を一枚隔ててしまう。男性の同期に対して心を開いて話せるようになったのも入社して3年目になった去年に入ってからだと思う。今でも話すときは少し構えるけど。

 

 

私が登録したアプリは顔写真の登録はしてもしなくてもOK。年齢確認も同様だったけれど、登録した方が出会いやすいとのこと。確認のためには運転免許証の画像を運営に提出しなきゃだった。

顔写真はきちんと顔が見えるものじゃないとダメで運営が目視で確認しているのか、後ろ姿やうつむき気味の写真で登録申請をしても登録できなかったりした。

 

ちなみに顔写真を登録していないときよりも登録したあとの方が圧倒的に「いいね」が来る数が多かった。

言わずもがな私は顔が良い方ではないので、顔が見える安心感がある分「いいね」をしやすいんだと思う。実際に自分も顔写真の登録がない人に「いいね」をすることは無かった。

 

 

プロフィールの入力など同期と共に苦戦しつつやっと手続き完了。

見ていく男性の年齢や住んでいる都道府県などを絞ることもできた。

 

早速男性のプロフィールを見ていくけれどピンと来る人はおらず、あっという間に30枚のカードは0になった。

同期は2、3人気になる人がいたらしく「いいね」の方にスワイプしていました。

 

 

数日続けていくなかで「いいね」をしてもらった人の中から二人ほどに「いいね」を返し、アプリ内のチャット機能で会話をしてみた。

 

会話をする中で気づいたのはアプリの使用を続けるためには男性の方が課金が必須になっているようで、女性の方がある程度課金の必要がないようになっているようだということ。

恐らく登録数の比率の関係なんだろうけど、その分課金を避けるためにチャットでの会話からLINEの交換に持っていくスピードが早い男性が多く感じた。

 

 

実名登録のLINEを急に会ったこともない知らない人に教えるのは気が引けた。小学生の頃からインターネット内の見ず知らずの相手には十分気を払って接するように刷り込まれてきた世代なので、自分の個人情報を与えることが怖かった。

かといってLINEの名前を変えると実生活に影響が出てくる。

 

 

LINEを教えないことを選択するばかりだと、このことがネックで中々会話が長続きすることもなかった。

 

 

もう1つの問題点は中々気が合う人に出会わないということ。

元々自分が実生活ではあまり人に興味を持たないタイプなので見ず知らずの相手に気を使って会話を盛り上げて続けようとすることが中々に苦痛だった。

 

同じ趣味ならばその話をすれば楽しい時間を過ごせると思い、プロフィール欄には好きなことを詰め込んだ。

 

大体はアイドルが好きだというところに食い付いてきてくれたけれど、推してるグループが違えば世界は全く違う。共通の話題もあるかもしれないが、そこまで会話を持っていくにはある程度の会話のターンを積み重ねなければならない。

 

 

こんな状況がしばらく続いて「このままだと何も進展しない」と感じ、ある人にLINEのアカウントを教えた。

 

アプリ内でも他の人よりは会話が続いた人。アイドルが好きだと言っていて、私も相手の推し(と言ってもそこまでガッツリはまっているように見受けられなかった)のグループを見ている期間が以前あったので少しは共有できる話題もあった。

 

 

いざLINEに移行するとすぐに「見たい映画があるから一緒に見に行かないか」と誘われた。

気は乗らなかった。

 

アプリ内で会話が続いたと言っても「楽しい」と思いながら文字を打つことはなかった。それなのにLINEに移行した途端に実際に合うなんてハードルが高すぎた。

 

 

ネットの中の知らない人に会ってはいけないと育てられた自分からしたら、この流れで相手の方とお会いするのと「Twitterで出会う同担と現場で挨拶する」は全く違った。

 

 

2、3回「忙しいからスケジュールを見てまた返事します」という旨の返事をしてはぐらかしていた。

流石に次ははぐらかせないというときになった途端に「無理だ」と諦めがついた。

 

非常に申し訳ないけれど未読無視してます。ごめんなさい。

 

 

結論としては誰一人として実際に会うことはなかったです。私には合わなさすぎた。

 

興味を持てない相手に使う時間が苦痛でしかなかった。実際に会えばまた印象が変わって楽しくなるかもしれないとも思ったけれど、その時間を作ることもする気になれなかった。普段は寝る間も惜しんで遠征するのに。

 

 

今は退会はしてないけれど使ってもいないです。活動休止中。

気が向いたらまた活動しようかと思うけれど、今の気分は再開しないが9割。

本当にマッチングアプリで積極的に人に会ってる人たちを尊敬する。この高いハードルを越えられる人たち。

 

 

当初の目標設定が高かったと気がつきました。まずは人に興味を持つことから始めないといけない。。。

 

ハードルを越えられたら報告します。報告がなければそういうことだとお察しください。